★君を探していた★
今日、運命的な出逢いがありました。
先日、仕事でインタビュー取材に出かけました。
インタビューの準備と昼食を兼ねて立ち寄ったカフェで、若い起業家たちが話し合っていたのを偶然聞いてしまった。
その方々は、経営の哲学について話し合っていたのですが、そんな中、ある本の話題が持ち上がった。それが、今回紹介する『引き寄せの法則』 ~マイケル・J・ロオジエ著~ (2007年11月、講談社)。
その方いわく、「人間は望んでいることも望んでいないことも、全てその人自身が引き寄せている」という内容でした。
偶然聞いた話ではあるものの、感覚的に判るところがあったので、近くの本屋に立ち寄ってみた。
しかし見つからない。
見つけられずに2週間ほど経った今日、帰りがけに新宿の紀伊国屋書店に立ち寄ってみた。
そしたら、今話題本のコーナーにあるじゃないですか!?
早速、買って、地下鉄に揺られながら読んできました。
今まで人の話していることに対し、それほど執着していませんでしたが、これが何かの暗示かもしれないと思い購入することに決めました。
何気ない日常生活の中に、生きるヒントが隠されていることがあるかもしれませんので、今後はもっと周囲に気を遣うべきだと感じました。
さて、今日は心苦しいお話をしなくてはなりません。
先日、行った東京ミネラルショーでのこと。
いつもお世話になっているお店を訪ねました。
そのお店のオーナー夫妻には、半年に1回、ミネラルフェアやミネラルショーでしかお会いできないのですが、お伺いする際にはいつも笑顔で迎えてくれる業者さんです。
また、その方は、元・大手商社の宝石商で、現在では、主に新潟県産翡翠の加工や小売などをしていらっしゃる方です。
その方と、暫くの間、話していたのですが、今、新潟県では翡翠の盗掘が後を絶たないそうです。
何億年とかけて成長してきた翡翠が、一晩のうちに打ち砕かれて持ち去られる事態になっており、見かねた自治体が、翡翠の岩盤を引越しさせるという内容でした。



翡翠の岩盤を移動させるために、国立科学博物館の方々などと共同で移動させたのですが、その際に出た欠片を戴きました。
大変貴重なものを戴いたのですが、この欠片を見ると、翡翠が悲しんでいるようにも感じました。
新潟県では河川沿いの翡翠を持ち出すことは法律で禁止されており、刑罰の対象にもなります。河川沿いの盗掘は許されない行為です。素晴らしい日本の財産をみんなで守って行きたいものです。
もし国産の翡翠を手に入れたいのであれば、海岸沿いで見つけるか、現地の人に譲ってもらうかを考えたほうがいいでしょう。
現地の人は、とても貴重な鉱物を持っているそうです(^_^)。
★翡 翠★
昨日、放送されたある番組をCrythは午前中から楽しみにしていました。というのもCrythがこよなく愛する国、「アイスランド」を特集する番組内容だったからです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/driveguide/071006.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/driveguide/071013.html
(番組HPを見て気付いたのですが、先週と今週との2回の特集でしたが、先週の分は見逃していました

アイスランドは、北大西洋の北部に位置する島国で、国土は北海道と淡路島を足した程度の大きさです。また、アイスランドは「火の国、氷の国」といわれますが、これは火山の国であり、かつ氷河などが多いからなのです。
氷河と聞けば大半の人は、「凄く寒いんじゃない?」って感じるかもしれませんが、アイスランドの年間を通じた平均気温は4.3度であり、北極や南極のような極寒の地ではないのです。
以前も紹介しましたが、Ice Land(氷の土地)と名付けられた由来は諸説あるのですが、もともとアイスランドは海賊が移住してつくった国であり、海賊が他国からの侵略を逃れるために氷の国、すなわちアイスランドと名付けたというのが有力説らしいです。
その一方で、他国からの侵略の目を隣国である「グリーンランド」に向かせようとしたという興味深い話もあります。グリーンランドは、Green Land(緑豊かな土地)とは違い、年間平均気温はマイナス10度前後と寒い国なのです。
またグリーンランドやアイスランドでもここ数年、地球温暖化により、氷河の溶解スピードが加速しています。
特にアイスランドにおいては、ある文献によると過去10年で500m(0.5km)も溶けているのです。そのためアイスランドでは、温暖化の原因であるCO2の排出目標ゼロを掲げ、国を挙げて取り組んでいるのですhttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/71109。何事にも真剣に取り組み、徹底的に実行する国、そんな国がアイスランドなのです。
さて、今日は、氷河にそっくり(?)な翡翠を紹介します。翡翠でもそこらのものとは違い、驚くほど透明な色をしています(太陽光を使って撮ってみました)。


いずれも国内の翡翠の産地、新潟県の親不知海岸で採取されたものです。翡翠でも光を透過するものは滅多に見つからず、このようなものはかなりの高額で販売されています。
この2つはある業者さんから格安で譲ってもらったもので、Crythコレクションのなかでも上位5番には入る「お宝」です

★ラベンダー翡翠★
今日は、お疲れモードのCrythです。というのも、今日は、朝一から外出し、雨の中を足が疲れるほど歩きました。
そこで、今日のCrythのちょっとした怒りを聞いてください!
昨日のニュースでは、今日の都内は朝から快晴で28℃前後まで気温が上がるという予報でした。
しかし、予報とは一変、昼過ぎまで雨がザァーザァーと降っていました。1社のテレビ局の予報ならまだしも、全てのテレビ局の予報が外れるなんてあり?
天気を予報する人たちは、気象予報士という、大変難しい試験を突破している、予報のプロなのですら、予報が当たって当たり前と感じるのは、私だけでしょうか?予報が外れるのであれば、気象予報士から気象予想士に名前を変えたら?と、ちょっと怒り気味のCrythでした。
しかし、今の季節は気候が変わり易いことも事実ですので、くれぐれも天気予報を100%信用するのではなく、時には、自己の判断も必要かもしれませんね。
さて、つまらない話はこれぐらいにして、今日は、ラベンダー翡翠について紹介します。
ラベンダー翡翠は、以前も糸魚川産として、原石を紹介しましたが、今回は、(おそらく?)ミャンマー産のブレスを紹介します。


ラベンダー翡翠は全体の翡翠の中でも10%前後(予想です! ^_^:)でしか出ない、大変、貴重な翡翠です。
翡翠には、色の分類として、大きく4色に分けられます。
一般的にコバルトを含む緑色(オンファス輝石)やラベンダー色を出す(チタン含有ヒスイ輝石)、青色(チタン含有のオンファス輝石)、また石墨が含有される黒ヒスイです。
ラベンダー翡翠は、チタンを含むヒスイ輝石であり、チタンの量が多いほどラベンダー色が濃くなっていきます。
このブレスも見ての通り、ラベンダー色が濃く、太陽光などに当てると光を通します。
翡翠の選ぶポイントとして、どの色の翡翠でも、透明性があり、光を通すものが最も価値が高いとされています。Crythも翡翠を物色するときには、懐中電灯やお店のライトなどを利用して、透明性があるものかどうかを確かめています。
明日が快晴であれば、是非、太陽光でラベンダー色の透明感を再び感じたいものです。